お金の金言
使った金より、残った物と減った選択肢のほうが効いてくる。
お金の金言を書くみんなが書いた金言
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お金の金言20本
固定費を削れば一生効く
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節約というと、まず食費や日々の買い物から削ろうとする。ただ、そこは毎回考えて我慢する必要があり、気を抜けば戻る。家賃、通信、保険、サブスクのような固定費は、一度手を入れれば、以後は何もしなくても毎月効き続ける。手間の総量がまるで違う。まずは毎月同じ額が引き落とされているものを全部書き出す。書き出すだけで、契約したことを忘れていたものが必ず一つは出てくる。
リボは元本が減らない罠だ
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リボ払いは、毎月の支払額が一定になるので、家計の見通しが立つように感じる。実際に起きるのは、払った額の多くが手数料に回り、元の借入がなかなか減らない状態になる。しかも支払額が変わらないので、残りがいくらあるのかを意識しないまま買い物が積み上がる。まず、いまの残高と、そのうち手数料がいくらかを明細で確かめる。数字を見た後で、繰上返済や一括への切り替えを考えるほうが早い。
家賃は手取りから逆算しろ
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家賃の目安を額面の給料から考えると、必ず高いほうに寄る。実際に使えるのは、税や社会保険料が引かれた後の手取りで、そこから食費も光熱費も通信費も出ていく。家賃は毎月固定で、しかも簡単には下げられない。だから最初に決める額が、その後の生活の自由度をほぼ決めてしまう。手取りを書き、そこから家賃以外に必要な額を引いてみる。残りが上限で、そこから背伸びしない。
貯金は残すのでなく先に引く
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余ったら貯金する、という方法で貯まった人はほとんどいない。使えるお金がそこにある限り、生活はその額に合わせて膨らむからになる。順番を逆にして、給料が入った日に貯める分を別の口座へ移し、残りで暮らす。移した後の残高が生活費だと思えば、我慢という感覚がほとんど要らなくなる。金額は小さくていい。仕組みのほうが金額より効く。
保険の前に公的制度を見ろ
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医療や介護、働けなくなったときの備えは、まず公的な制度が土台にある。そこで何がどこまで賄われるかを知らないまま民間の保険を足すと、同じ保障を二重に買うことになりやすい。保険料は毎月の固定費なので、二重の分だけ一生払い続けることになる。公的な仕組みでどこまで足りるかを確かめて、足りない部分にだけ保険を当てる。この順番を逆にしない。
ボーナス払いは来年の敵だ
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ボーナス払いは、いま払わなくていいという理由だけで選ばれる。ただし賞与は金額が変動するもので、会社の業績や自分の在籍状況によって変わる。支払いは確定しているのに、原資のほうは確定していない。しかも辞めたり転職したりすると、原資そのものが消える。いま一括で払えないものは、半年後にまとめて払えるとも限らない。
借金は利息より期間が痛い
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借金の重さは金利の数字で語られがちだが、生活を圧迫するのは、その支払いが何年続くかのほう。毎月の額が小さくても、五年、十年と続けば、その間ずっと選択肢が減る。転職も、引っ越しも、休むことも、返済の予定が邪魔をする。返す計画を立てるときは、月々いくらかではなく、いつ終わるかを先に見る。終わりの日付が出ると、繰上返済の価値が実感できる。
ふるさと納税は上限を先に見る
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ふるさと納税は、自己負担を除いた分が税から差し引かれる仕組みだが、その差し引きには収入や家族構成に応じた上限がある。上限を超えて寄付した分は、単に多く払っただけになる。返礼品に釣られて先に寄付してしまうと、後から超過に気づいても戻せない。年末の駆け込みで失敗しやすいのはここ。買い物を始める前に、自分の上限を確かめる。
医療費は戻る制度がある
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医療費が高額になったとき、あとから払い戻される仕組みや、窓口での支払いを抑える仕組みが用意されている。ただし、これらは自分で手続きをして初めて動く。知らなければ、払ったままになる。入院や手術が決まった時点で、加入している健康保険の窓口に「使える制度はあるか」と聞いておく。領収書は捨てずに残す。この二つで、取り返せるものはだいたい取り返せる。
手取りと額面は別の生き物だ
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求人票や昇給の話で出てくるのは額面で、実際に口座に入るのは、税と社会保険料が引かれた後の手取りになる。額面が増えても、引かれる額も一緒に増えるので、手取りの伸びは思ったより小さい。転職や残業の増減を比べるときに、額面どうしで比べると判断を誤る。比べるなら手取りで、しかも働いた時間で割ってみると、見え方が変わることがある。
奨学金の返済は減らせる
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収入が少ない時期に返済が苦しくなったとき、毎月の額を下げる仕組みや、返済を先送りする仕組みが用意されていることがある。滞納すると別の問題が増えていくので、払えないと分かった時点で相談したほうが早い。放置していちばん困るのは、選べる手段が減っていくこと。まず、借りている先の窓口に、いまの収入で使える手続きがあるかを聞く。手続きには期限があるものが多い。
分割払いは値札より高い
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分割払いは、値札の金額を回数で割っているだけに見える。実際には手数料が乗るので、支払い終えたときの総額は値札より大きくなる。回数が増えるほど差は広がる。しかも複数の買い物を並行して分割にすると、毎月の合計がいくらなのかを本人も把握できなくなる。買う前に、総額がいくらになるかを見る。その額で買う気がなくなるなら、それが答えになっている。
一括で払えない物は買うな
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分割や後払いは、買えないものを買えるようにする仕組みではなく、支払いの時期をずらす仕組みになる。いま一括で払えないということは、その買い物が今の収入の身の丈を超えているということ。将来の自分が払えるかどうかは、いまの自分には分からない。例外は、収入を生むための投資や、生活に不可欠で壊れたものくらい。それ以外は、貯まってから買っても遅くない。
保証人になった時点で借金だ
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保証人は、その人が払えなくなったときに代わりに払う約束になる。頼まれる場面では「迷惑はかけない」と言われるが、そもそも迷惑がかからないなら保証人は要らない。しかも請求が来るのは、たいてい相手と連絡が取れなくなった後になる。断ることは冷たさではなく、自分の生活を守る判断になる。断りにくいなら、家族に相談してからにする、と一度持ち帰る。
失業保険は辞める前に調べる
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辞めた後に受け取れる給付は、辞め方や加入していた期間によって、もらえる時期も日数も変わる。辞めてから調べると、条件を満たすまであと少しだった、ということが起こる。しかも生活費が減っていく状態で調べることになる。辞めると決めた時点で、自分の場合はいつから何日分なのかを確かめておく。時期を一か月ずらすだけで結果が変わることもある。
税金は知らないと取り返せない
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払いすぎた税が戻る仕組みは複数あるが、そのほとんどは自分から申告して初めて動く。誰かが気づいて返してくれることはない。しかも、さかのぼって手続きできる期間には限りがある。医療費、寄付、住まい、家族の状況。この一年で変わったことがあれば、確定申告の時期に一度調べる。調べる時間の割に、戻る額は小さくないことが多い。
年金は払わないと後で困る
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年金の保険料は、収入が少ない時期には重く感じる。ただ、未納のまま放置すると、老後の受け取りだけでなく、病気や事故で働けなくなったときの給付にも響くことがある。払えないときのために、免除や猶予の仕組みが用意されている。大事なのは、未納と、手続きをしたうえでの免除がまったく別物だということ。払えないなら、黙って止めずに窓口へ行く。
住民税は去年の自分の請求書
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住民税は、前の年の所得をもとに計算されて、翌年に納めることになる。だから収入が下がった年でも、前の年が高ければ請求は高いままになる。退職した翌年に、収入がないのに大きな納付書が届いて驚くのはこの仕組みのため。辞める予定があるなら、翌年ぶんの住民税を別に取り分けておく。知っていれば準備できるが、知らないと現金が足りなくなる。
貯金ゼロは選択肢ゼロである
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貯金の意味は、増やすことより、選べる状態を保つことにある。手元に何もないと、辞めるか続けるか、引っ越すか留まるか、病院に行くか我慢するかを、金額のほうが決めてしまう。金額が判断すると、たいてい悪いほうに転ぶ。まずは一か月ぶんの生活費を目標にする。増やす話はその後でいい。
スマホ代は見直すだけで減る
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通信費は、契約したときのまま何年も放置されていることが多い。使っていないオプションが残っていたり、いまの使い方に合わない容量で契約が続いていたりする。しかも毎月かかる固定費なので、差は一年ぶんで見ると小さくない。まず、直近の請求の内訳を開いて、使っていない項目に印を付ける。乗り換えまで考えなくても、外すだけで下がることがある。
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同じ運営者の読みもの「かんたんチェック」の記事です。金言では20字に切り詰めている話を、仕組みと順番から書いています。
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